コミュニティFMと防災


現在コミュニティFMは、全国に300局以上が設立され放送を行っています。

そのほとんどが、"災害時の情報発信"や"住民の防災意識の向上"も目的としています。

 

実際にこれまでの自然災害ではコミュニティFMが活躍してきました。

阪神淡路大震災や東日本大震災など、大きな災害があるごとにラジオの存在が見直され、

コミュニティFMはその数を増やしてきたのです。

 

「停電によりテレビが見られない」「アクセス過多でインターネットがスムーズに動作しない」

災害時のこういった状況でも、電池で使えるラジオなら必要な情報を受け取ることが出来ます。

 

しかし、大手のラジオ局では本当に必要な身近な情報を流してはくれません。

「◯◯が避難所になってます」「飲料水の配給があります」「負傷した人は◯◯病院へ」

これらの情報をいち早く発信出来るのは、地域に根差したコミュニティFMだけです。

 

だからこそ、「コミュニティFM」は必要なのです。

 

また、地域の防災情報について発信することもコミュニティFMの使命だと思っています。

被害を最小限にとどめるためには、住民の防災意識の向上は大切です。

 

「FMすぎなみ」は現在、YouTubeを使ってラジオをお送りしています。

現段階では災害時の情報発信は担うことが出来ません。

しかし、地域の防災情報については今からでも発信することが出来ます。

今後は、「区の防災への取り組み」や「役に立つ防災の情報」などは、積極的に紹介していく予定です。

 

災害の被害を最小限にとどめられるように、区民が落ち着いて行動できるように、

「FMすぎなみ」では防災情報を重要な項目として取り扱っていきます。

 

2021年6月12日記載